新しいものを作る方法としては、
所属している会社の新規事業としてやるパターン・個人的に趣味として行ってきたものがバズるパターン・起業して1から作っていくパターン
この3つに分けられるのではないだろうか?
今回、ここで新しいものというのは、面白いと思うコンテンツ・サービス全般を指すものとして考えています。
面白いと思われるものが新しいものになる
では、面白いと思われるコンテンツはどのような状況で生まれるのでしょうか?
私は、制作者が熱狂出来るものができて、初めて生まれるものだと考えいます。
ただし、上記のパターンそのままの状態で熱狂できるものに偶然巡りあうことは稀です。
そこで、自身が熱狂できるものに取り組める土台を整備する必要があります。
例えば、個人ブランド化や副業についてもそうです。新しいものを生むためには、インフラやお金などの資産が必要になってきます。
そのためには、所属している会社のブランドやリソースを使わない手はありません。会社に隷属しているだけでは何も生まれません。名刺や社内の繋がりを持って外部の人と接触の機会を増やし、アンテナを張り巡らせ面白いことがないか常に意識しましょう。
いくつかの選択肢が出てきたら、熱狂できそうなものを探っていくのです。
その案を上司に提案し会社絡みでやるもよし、副業で個人で行うのも自身で決定します。
具体的にはどんな行動をすればいいのか
ここでは、本を出すことを目的としてみましょう。
本を出すと言っても、紙であれば、出版社を通す必要があり手続きが大変ですが、電子書籍であれば簡単に出せます。
もう1点重要な事としては、自身で書くのか、著名人に書いてもらえるよう働きかけるのかというところです。
ここもどちらの方が熱狂できるかの判断軸で考えます。
今回は著名人に書いてもらうようにしてもらう方向で企画します。
そもそも、著名人に対してコネも何もない人がどうやってコンタクトを取ればいいでしょう。今の時代SNSでDMを送ることができるので、簡単に連絡は取れます(見てもらえる・返事がもらえるかは別として)。
ここで絶対にやってはいけない事として、自身の思いの丈を相手に直接ぶつける事です。メールでの営業などの例がわかりやすいと思いますが、「私の会社はこんなことをやっているのですが、一度お会いする機会をいただけないでしょうか。」のようなセールスする気満々の内容を受け取ったらどうしますか?興味があれば、返答するかもしれませんが、基本無視が定番です。
そこで、相手側の立場に立ちどんなことであれば興味を持ってくれるのかというリサーチが必要になってきます。
リサーチ方法
今回は本を書いてもらうことが目的なので、狙っている著者が本を既に出版しているのであれば、その本を読んでどんなことを書いているのかを読んだり、SNSを活用しているのであれば、その内容を追えばリアルタイムでの興味・関心を追うことができ、門前払いのリスクを減らすことができます。
このリサーチ結果を踏まえて、相手方に送る文章を考えます。
ここで意識するのは、どれだけ相手の心を想像し寄り添えるかです。
自身のことを自分以上に把握している人がいれば、信頼に繋がり、道がひらけます。
もし、断られたり、連絡がない場合には分析結果が甘かったと考え、自身のナレッジを増やし、次につなげていきます。
本を書いてもらえる確約がもらえた段階で、編集者の仕事に移っていきます。
ここからは、専門領域になっていくので記述はしませんが、このようなプロセスを経ることで、熱狂できる仕事をこなしていけます。
失敗は怖くない
途中でプロジェクトがうまく行かないとわかったら、止めてしまえばいい。よくプロジェクトが走り出してしまって、引き際がわからないみたいなことが起こる。
これは上流工程の企画が甘かっただけだ。撤退基準を作ればそもそもこんな問題は発生しない。
もし、途中で興味がなくなったのであれば、プロジェクトチームから抜けるように打診すればいい。そんなことは出来ないという人や、そんなことをすると会社での立場が悪くなることを懸念している人がいるが、そんな人は新しいことを生むことには向いていないので、今すぐ止めたほうがいい。
物事の取捨選択を迅速に行える人のみが、進んでいけます。
今回は1つの例を載せましたが、チャレンジ出来る環境があればいいが、基本は自身で開拓しないと環境は得られない。
熱狂出来ることを見つけるのが一番の近道です。