テクノロジーの世界では、新しい技術と既存技術の移り変わりは早いです。
2021年には、多くのデバイスやアプリケーションがクローズしました。それを少し振り返ってみます。
一つ目は、LGはこれまでにはなかったスマホデザインを作成するのに苦悩
どんなデザインかと言うと、スクリーンを伸ばしてディスプレイを広げるデバイスです。
これは、最先端のスマホデザインとなるはずでしたが、3ヶ月後には無理と判断して全てのスマホビジネスを閉鎖しました。
2つ目はGoogle Cardboard
これが出たのは2015年頃で、VRの世界では画期的でした。
ただ、2021年5月にグーグルストアで販売を停止しました。
確かに、今これを買う必要はなくて、他の優秀なデバイス(Oculus Quest 2など)を買った方が賢明です。 ※facebookがMetaに名称を変更したせいで、Oculus QuestもMeta Questに名前が変わっています。
昔はこの程度のものしか無かったので、VRを試すのに一役買っていたのも事実です。日本だとハコスコと似ています。
簡易組み立てキットの中にスマホを取り付けてVR体験をするものです。
スクリーンを2つに分け、臨場感を味わいながら映画を見たり、新しい教育授業体験を与えることができるキッカケにもなりました。ここから新しいサービスが多々出てきました。
3つ目はPeriscope
Periscopeはライブストリーミングサービスです。ライブストリーミングサービスはいくつかあると思いますが、これは2015年にTwitter社が買収して組み込もうとしていたモノです。
ただ、利用者の低下や費用の増加による持続不可能という理由で閉鎖しました。
ライブストリーミングサービスは周りで起こっていることをエンタメとして配信することやイベントや演説ような真面目なものに対しても利用されています。
小さな社会メディア(ラジオやテレビ番組)で狭い世界よりも広い世界を見るために今の時代では欠かせません。
4つ目はappleのHomePod
高額なスピーカーを様々なメーカーがこぞって出していましたが、消費者が望んでいないことが分かるとappleはHomePodを取りやめました。
これは、appleが常識的なバージョンが必要だと理解した瞬間でもありました。
その代わりとして、HomePod miniに注力するような形をとっています。
まとめ
2021年は、いくつかの企業が古い独自性を撲滅しようとした年でもありました。
例えば、google play musicをやめ、youtube側に全て統合するためにYouTube musicにしたりしました。
他にも、cbs access streaming serviceもparamount+として再ブランド化しました。
2021年はこのような技術の浮き沈みがあったような年でもありました。