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色空間・グレースケール
今までのOpenCVでは、RGBを使ってきましたが、色空間の指定の仕方にはHSVやCMYK、YUVなど様々な物があります。
動画解析では、HSVを使用することになりますので、気に留めておいてください。
注意点としては、OpenCVでのHSV表現と本来のHSV表現の取りうる値が違います。
本来のHSVは、H(0~359)S(0-100%)V(0-100%)ですが、OpenCVでは、H(0~179)S(0-255)V(0-255)になります。
グレースケール
RGBという3つの情報を、色の強度という1つの情報にまとめる処理です。
グレースケールにするメリットとしては、演算処理の軽量化が挙げられます。
カラー画像では3つの情報を扱うので、単純計算でグレースケールの3倍処理が重くなってしまうのです。画像解析で色情報が意味を持たない場合には、グレースケールにして情報量を削ってしまった方が効率的です。