ブロックチェーン

ブロックチェーンの概要

ブロックチェーンは何故注目されているのか?

理由としては、特にデータに関連する部分を大きく変えると期待されているからです。
データの価値が石油の価値を上回ったという情報が出るほどデータの活用(AIを含む)が注目されているのもブロックチェーンが期待される一つの要因となっています。

ブロックチェーンの期待度として、市場規模の数値が物語っています。
※潜在市場規模は67兆円

ブロックチェーンは最初、金融系で活用されると言われていました。
しかし、イーサリアムが登場することで、金融系以外への活用も視野に入ってきました。
ex) シェアリング、IoT、サプライチェーン、etc…

最近ですと、ウォルマートがサプライチェーン分野でブロックチェーンを活用することで話題になりました。

では、ブロックチェーンとはそもそも何なのか?

ここでは簡潔に3つのポイントにまとめます。

1、正しい情報しか残せず、情報の改ざん・変更ができない
2、管理者不在で、参加者全員で共有・運用する:P2P(一番分かりづらいポイント)
3、ネットワーク共有型のデータベース

ざっくりまとめてしまうと、こんなもの何ですが、実際データってどこにあるの?っていう質問をよくもらいますが、管理者がいないので、参加者のPCなどに保存されますというのが答えです。

実際、BitCoinのネットワークに参加しようとすると、200GB(どんどん増え続けます)のデータを自身のPCに保存する必要があります。この200GBのデータがブロックチェーンに存在するデータになります。

ブロックチェーンの特徴

トラストレス:政府などが信用保証をしなくてもサービスを利用できる

お金を例に出しますが、お金の価値(ここでは日本円)を保証しているのがどこかというと日本銀行が保証してます。その他のことに関しても金融機関や政府などの機関が信用保証をすることで成り立っている部分が多いにあります。

では、信用保証をしていないのかというと、そういうわけではありません。

自律性:自分の利益のために信用保証を行う

マイナーと呼ばれる方が、信用保証(データの確認)を行なっています。
※マイナー:ブロックチェーンにデータを書き込む人

マイナーは別に慈善事業で信用保証を行なっている訳ではなく、報酬と引き換えに信用保証を行なっています。

非中央集権:マイナーは政府などの特定の機関が担当している訳ではない

マイナーは、個人であったり、企業などがそれぞれ行なっている。
※中国で一時話題に上がったのは上記のこと(今は中国では仮想通貨が規制になっている)

本当に触りの部分のみとなりますが、ブロックチェーンに付いて解説しました。