コラム

個人ブランドを確立する方法

副業解禁が色々な会社で行われ始めていますが、副業を始める前にやっておくべき、個人ブランドを確立する方法についてご紹介します。

実力よりも評判を気にせよ

そもそも、自身の実力を持って、周囲の評価を得ようとするのは、並大抵のことではない。なぜなら、実力がある人間は掃いて捨てるほどの数がいる。その中で、突出した実力で評価を得られるのは一握りです。ここを狙いに行くのは、ハードルが高すぎます。
そこで、まず自身の強みを洗い出して、今自身の職種の前に肩書きをつけてみよう。
私の場合は、職種がエンジニアなので、例えば、「デザインもできるエンジニア」のようなキャッチコピーをつけて、その他大勢と区別して行くべきです。
このようにして、一点突破の実力だけがその人のブランドを確立する訳ではありません。

ここまで出来たら、後は行動するのみですが、ブログを書いて名前を売り込むもよし、何かしらのイベントに飛び込みで登壇するもよし、色々と施策はあると思います。
種は巻き終えたので、後は開花するのを回数をこなしながら待つだけです。

ネタになるものは恥をかいてでも、公開すべき

コネや知名度が無い状態で出来ることは限られています。上記で挙げた内容もそうですが、twitterなどのSNSは最大限活用するべきです。こういったツールを遺棄するようでは、個人ブランドは確立できないし、そのようなモチベーションでやっても成功しません。

そして、ネタは物語(ストーリー)にすることがすることが重要です。センテンスでまとめてしまうとその前後関係が洗えず、物語として認識できません。
物語することが重要な理由は、物を選ぶ基準が「物語」に移ってきているからです。
現在、スマホで情報を漁ることは簡単になってきています。そこで得られる情報は大局的に見れば、同じ内容を公開しているものや、下位互換のものが複数見受けられます。

一般的に考えれば、質の良い記事にユーザーは集まり、質の悪い記事にはユーザーが集まらないはずですが、この質の良い悪いの大きな要素として、制作者の顔が見える化が大きな要因としてあります。考え方が好きであったり、共感が出来るといったことです。
これが個人ブランド化に繋がっていきます。

ネタになるものはどうやって探す?

では、ネタはどうやって探すのか。よくある考え方としては、自分の好きなことを突き詰めて、ネタを探す方法です。ただ、この方法だとすぐにガス欠を起こす可能性があります(稀に例外もいますが・・・)。
そこでもう一つ別の考え方として、誰もやっていない・やってなそうなことをやってみるです。
そもそも、ネタに対してオリジナリティーがなければファンはつきません。戦術と戦略は常に意識する必要があります。惰性でやっても人はついてきません。
そこで、誰も成していないような実績を作る必要があるのです。

まとめ

様々な啓発本では「考えるより、行動しろ」というのはよく言われますが、抽象度が高すぎて、まず何から始められるのか・どうやって始めるのかの部分に関しての具体的な部分まで触れているケースは見たことがあまり無いです。
大きなことだけ言われて、納得して終わってしまっては、そこに投資した意味がありません。それすらもネタにしてしまおうという意識が重要だと個人的には思います。
ネタはSNSに投稿してしまえば、そこが個人ブランド化の始まりです。